▼駅前にはすぐ海が広がっていた夕方の八戸線陸中八木駅、そろそろ到着する列車に乗るため大勢の人たちがホームに出ていた。(上)談笑する若い女性たちの背後の木造家屋(小屋?)にはキンチョールのひし形琺瑯看板が貼ってある。(下)はちまき、長靴をはいたほおかぶりのジャンパー姿の男たちは漁業関係者だろうか?まだ人の心がおおらかだった時代なので乗客にカメラを向けても、あまり咎められることはなかった。
▼今の陸中八木駅。google mapをのぞくとがらんとした広場に小さな駅舎がぽつんと立っているだけだ。あの津波で何もかも消えてしまい周囲の風景は一変したようだ。