今回見つけた3つの琺瑯看板

▼今回の帰省時にめっきり発見が難しくなった琺瑯看板を3枚見つけた。

①山陽本線の下り電車が新山口駅(今でも小郡駅のほうがしっくりくるのだが)に差し掛かるかったとき、すと車窓を眺めていると車窓にべたべた琺瑯看板が貼られた木造家屋が目に入った。今時珍しい、これは撮らねばと思うったが、当然看板は電車の旅客に向けたものなので、線路側に貼り出されている。昔のように犬走りを歩くわけにはいかないので、駅に下車するとまず線路に並行している国道をバックしておおよそ見当をつけた場所で、近くの踏切から線路の反対側(稲刈りの終わったたんぼだった)側からアプローチした。この時は少し時間はかかったがやっとのことで琺瑯看板にたどり着くことができた。一部脱落しているものもあるが(「カクイわた」はロゴしかない)「クラブわた」「トヨタミシン」「富士ヨット学生服」「マルカ豆粕」は完品だ、特に「マルカ豆粕」は初見だったのでうれしかった。しかし木造家屋は廃屋に近く琺瑯看板の命もそう長くないと思われた。

②小郡ではもう一つ収穫があった。駅に戻る途中に「月星トタン板」を見つけたのだ。特に珍しいものではないが、いつもサイズのでかさに驚かされる。小郡は帰省の都度何度もうろついたことがあるが、これには気が付かなかった。このお宅、昔は金物屋だったに違いないが、外観がの荒れから半版すると廃業後かなりの年月が経過しもう人がは住んでいないてようだ。年季の入った家とともにそのうち朽ち果てていくだろう。

②防府市の神社に置かれた「チョコレートはMEIJI」の琺瑯看板のついた木製ベンチ、もちろんオブジェではなくパリパリの現役モノだ。

昭和の香り漂うこの手の古ベンチ、ネットを探すと好事家?の間では結構いい値段で取引されているようだ。

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