▼東おおさか線は鴫野で学研都市線と合流する。学研都市線は以前の片町線、C11がのんびり貨物列車を牽いていたのも今は昔。まず放出駅前の商店街を訪ねた後、1駅バックして鴫野へ向う。
▼放出駅周辺は再開発されビルやマンションだらけで全く風情がなかった。駅前広場の先にビルに挟まれるようにみゆき通商店街の入口があった。
・商店街を歩きアーケードが切れた場所から振り返る。
▼レトロ感たっぷりの商店街だが活気はない。閉店した印刷屋に錆びたハート名刺の琺瑯看板がぶら下がっていた。「高級」、「優美」のコピーが昭和の時代をよく現している。ハート(株)は大阪に本社がある名刺、カード印刷の老舗だ。
▼栄町南通商店街はみゆき通商店街から東に分岐している小さな商店街だが、こちらの方はほぼシャッター商店街と化していた。
▼アーケードの屋根はテント開閉式だ。駅前の一等地にもかかわらずこうしたローカル商店街に人が来なくなったのは大都市大阪と言えども同じだ。
▼アーケードの外にはまだ再開発されていない家々がかろうじて残っていた。
▼放出から一駅バックした鴫野にあるアーケード商店街「南鴫野商店街」。
▼店を開けているのは数軒、人通りはほとんどなく商店街としてはオワコン状態だった。
▼森閑とした商店街に陽光が降り注ぐ。天井の照明器具のデザインが優雅だった。
放出 懐かしい地名です
普通は、見て「?何と読むねん?」の地名・駅名ですが、私の場合は逆でした。
小学生の時でしたが、叔父が工場をハナテンに構えると聞いたのですが、文字が想像できなかった。市内の南の方に住んでいたし。
次の記事の「ロウジ」に至っては、長じて「路地」の文字を見ても結びつかなかった(ニブイ!)
あまらぼ鍋屋町
大阪の「放出」とか下関の「特牛」なんかは難読駅として時々クイズに登場しますね。小生「特牛」の方は地元だったので、音が先で漢字が後でした。