14年春 華南・ミャンマー鉄道紀行 第3日目 水歩鎮の騎楼

▼渡船乗場に行くとちょうど船が出るところだったのであわてて切符(運賃2.5元)を買い乗り込む。客は自分を含めたった4人だけだった。

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▼対岸の公益は水口と違って死んだように静かな村だ。前回訪問時で公益駅の跡地をやっと見つけたのだった。弊ブログ13年 初夏 マニラ→上海 鉄道紀行 第24日目 ようやく公益駅があった場所を見つけた 魅力的な騎楼街が通りの奥に広がるが今回は探訪はパス、バス停に向かった。(下)現役時代の公益駅ホーム、ヤードには日本軍の爆撃で破壊された客車が留置してある。

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▼台山行の農村客運に乗り水歩鎮で下車する(運賃4元)(上)現役時代の水歩駅(下)駅は現在の歩渓市場のあたりとのことだが全く分からない。

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▼駅あったと思われる付近から北側にかけては寂れていて風情がある騎楼街があった。

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▼(左)街の中を川が流れているが水量も少なく汚れていた。(右)街頭床屋 壁にかけられた右書きの「國民」の文字がいい味を出している。

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▼水歩鎮は思っていた以上に騎楼も多く面白かった。酷暑と多雨を避けるため華南の伝統的建物として騎楼は清朝末期から民国時代にかけ華南各地で建てられたが、都市の近代化により急速にその姿を消してきている。村々を訪ね、歴史の染みついた騎楼を追いかけるのは消えゆくものを記録せねばというセンサーが働くからか鉄道遺構の探訪と同じく面白い。水歩鎮の撮影を済ますと農村客運で台山へ向かい、客運総站から珠海行のバスに乗った。チェックインしたのは洪北イミグレから歩3分の金葉酒店、3つ星だが少し古く1泊298元は少し高い。マカオに抜けるにはロケーションは抜群なので仕方ないか。

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▼夕食はホテルの近くにあった78元食べ放題の寿司屋に行く。ネタは完全に解凍しておらずじゃりじゃりしたシロモノだったがついつい飽食してしまった・・・・

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